高血圧に対する日向当帰(ヒュウガトウキ)の働き

高血圧の主な症状

高血圧は糖尿病などと並んで、日本人に多い生活習慣病の一つとされています。また高齢者の医療費の中でも一番多い32.6%の割合を高血圧とその関連する病気が閉めています。

高血圧は自覚症状がほとんどなく定期検査でわかる場合が多いので、高血圧が発覚したら放置しないで適切な対処をすることが必要です。

  1. 頭痛・めまい・肩こりなど(必ずしも高血圧特有というわけではありません。)
  2. 動悸・息切れなど(必ずしも高血圧特有というわけではありません。)

高血圧の主な原因

男性では50代、女性では60代で、高血圧の人の割合が50%を超えています。70代になると男女とも70%を超えますので、日本人なら誰でも高血圧になる可能性があるといえます。

やはり最大の原因は生活習慣といえるでしょう。裏を返せば生活習慣を変えることで高血圧を予防できる確率が上がるとも言えます。

  1. 食生活(特に塩分の多い食事)
  2. 睡眠不足や不眠症など生活のリズムの乱れ
  3. 運動不足

高血圧の予防と対策

高血圧を治療するには、降圧剤の服用による直接的な対策だけではなく、食事や睡眠、運動など生活習慣の改善が大きく役立ちます。

また病院で処方される降圧剤には薬の種類によって違う副作用がありますので、医師や薬剤師にしっかりと確認しましょう。

減塩を心がけた食事
個人差があるので、塩分を多く摂っても高血圧にならない人もいますが、やはり塩分の摂りすぎで血圧上昇する人が多いのは確かですので、高血圧でない人は1日の塩分摂取量11g~12g、高血圧の人は半分の6gが理想とされています。
カリウムを多く含む食品を摂る
カリウムには余分な塩分を体外に排泄させる作用があります。白米より玄米、パンよりライ麦パンなどにすることにより、同じ食事量でもより多くのカリウムが摂取できます。
適度な飲酒
お酒を飲むと血圧が上がります。ですので、飲酒するときは適量を心がけることが大切です。1回の適量は日本酒で1合、ビールで大瓶1本といわれていますが、女性や高齢者の方はそれよりも量を減らした方が良いでしょう。
ストレスを溜めない生活を心がける
ストレスが血圧にも影響を与えることがわかっています。意識的なストレス解消やストレスを溜めない生活を送りましょう。
生活のリズムを整える
睡眠不足や不眠症は高血圧だけでなく、日中の活動低下や労働意欲の減退にもつながります。またうつなど精神的な症状に現れる場合もありますので、規則正しい生活と十分な睡眠をとることが大切です。

日向当帰(ヒュウガトウキ)が高血圧に働く仕組み

日向当帰(ヒュウガトウキ)に含まれている栄養素の中でも、特に含有量の多い食物繊維(紫蘇の約5.7倍)、カリウム(パセリの約1.9倍)が効果を発揮します。

また、アンジオテンシン変換酵素阻害物質が含まれている事も証明されています。さらに日向当帰(ヒュウガトウキ)の末梢血管拡張作用も血圧コントロールに役立ちます。

食物繊維
食物繊維には血圧の上昇を防ぐ働きがあります。
カリウム
カリウムには高血圧を予防する働きがあります。
アンジオテンシン変換酵素阻害物質
アンジオテンシン変換酵素が高血圧の発生に関与しています。そのためこの変換酵素の働きを抑制する事で高血圧を防ぐ事ができます。
末梢血管拡張作用
末梢血管拡張により血液循環を改善させ、血圧を降下させます。またこの作用は過酸化脂質も減少させることから、動脈硬化の進展を抑制させる効果もあります。

TOPへ